出典:法政大学
「ヤリサー」1度は耳にしたことがある言葉ではないだろうか。
言わずもがな、主に大学で行われるサークル活動の中で、実際には性行為を目的としている(その相手を探すことを目的としている)サークルのことである。
どの大学でも噂レベルでは語られているであろうヤリサーについて、今回は度々名前があがる?法政大学を調べてみた。
法政大学にヤリサーはあるのか?
法政大学のサークルは?
ホームページによると、法政大学には登録されているだけで約200のクラブやサークルが活動している。
体育会系から文化系、趣味の延長のようなサークルまで様々だが、もちろん、大っぴらにヤリ目的を掲げているサークルはない。
ヤリサーも表向きは普通のサークルなので、外から見分けるのは難しいが、大学の公認を受けて活動しているサークルは、定期的に活動内容や予算状況を大学側に報告する義務があり、原則法政大学生しか所属できないので、若干ではあるが透明性が高い。
対して、「インカレ」と呼ばれる複数の大学の学生が所属することができるサークルは、大学非公認である場合も多く、飲み会やイベントが多い傾向にあるようだ。
また、体育会系のサークルは、同じ競技でもしっかり大会に出て結果を追求しているガチ勢のものから、競技名が冠になっていても飲みがメインのサークルまである。
一般的にはこの飲みがメインのサークルを「飲みサー」と呼ぶらしいが、純粋にただ多量に飲むだけ、飲み会の頻度が高いだけのサークルもあれば、どうしても酔った若者同士ということで、延長線上に性行為が絡んでいるサークルもあるらしい。
「飲みサーに男女の友情は存在しない」という言葉も見られた。
もちろん全ての飲みサーがそうであるとは限らないが、酔う前提のサークルなので、性行為だけではなく、何が起こっても不思議ではない危ういサークルである。
実際、YouTube上には、『法政大学 飲みサー画像メドレー』という動画があり、楽しそうに男女が盛り上がっている画像が見受けられる。
動画では、これが飲みサーという名のヤリサーなのか判断はつかないが、誤解されても致し方ない画像なのは事実である。
スーパーフリー事件のなごり?
学生の輪姦事件といえば、2003年に発覚した「スーパーフリー事件」を記憶している方も多いであろう。
早稲田大学のインカレサークル「スーパーフリー」のメンバーが常習的に行っていた卑劣な輪姦事件なのだが、実刑判決を受けた14人の中に、法政大学の学生もいたのだ。
このことは、法政大学のホームページにも事件名は伏せてあるが記載があり、同時に
として注意喚起している。
この件が、法政大学にはヤリサーがあるのでは?と疑われてしまう一因なのではないか。
まとめ
今回の調査では、はっきりと法政大学にヤリサーがあるという根拠は見つからなかった。
これは、犯罪にも成りかねないヤリサーの性質上、仕方のないことである。
ただ、法政大学には、飲みサーと呼ばれるヤリサーと似て非なる?サークルが実在すること。
スーパーフリー事件という強烈な事件の影響で法政大学にはヤリサーがあるというイメージを払拭できていないこと、また、他大学も含め表立ってはいないが、類似の事案が未だにゼロではないことがわかった。